奈良市の奈良公園周辺に生息する国の
天然記念物「奈良のシカ」が激やせしている
シカの画像が話題になっています。
そこで今回は
奈良の鹿(シカ)の激やせは病気が原因?
鹿せんべいを作る理由は?
についてご紹介させて頂きます。
奈良の鹿(シカ)の激やせは病気が原因?
それでは早速
奈良の鹿(シカ)の激やせは病気が
原因なのかについてご紹介させて頂きます。
記事では
新型コロナウィルスの影響で観光客は姿を消し、
鹿せんべいの売り上げも激減したことでこれまで
鹿せんべいを主食にしていた鹿が「鹿せんべい」への
依存から抜け出せず、やせ細るシカが出てきた。
この様に伝えていましたが現在、
Twitterで奈良の鹿(シカ)の激やせの
記事について
記事を最後まで読むと鹿にとってせんべいはおやつのようなもの、と書いてありますね。見出しが良くないと思います。痩せているのは何か病気のせいかもしれませんし。
— takeshi…bonham (@TakeshiBonham) September 24, 2020
愛護会から多数の鹿さんがこの様な状態だと発表されたのでしたら心配ですが、この子は別の病気では無いでしょうかね…
— 奈良の古本屋 エイワ書店 (@eiwasixyoten) September 24, 2020
この様な投稿が話題になっているます。
そこで奈良のシカが激やせしたのは病気が
原因なのかについてお調べしたところ
詳しい情報はネットで載っていませんでした。
しかし、詳しく鹿の病気についてお調べしたところ
鹿には「狂鹿病(CWD)」という病気があるそうです。
この病気は通称“ゾンビ鹿”といい病気を発症した
シカは運動が困難となって次第にやせ細り多量の
よだれを垂れ流しながら異常行動を繰り返した後に
やがて死にいたるという病気だそうです。
今回話題になっている鹿の痩せ方を見ると
この病気の症状の様に感じます。
確かに個人的にもこの画像の鹿はあまりにも
痩せ過ぎている為、「狂鹿病(CWD)」という
可能性は高いと思います。
もし記事のいう様に「鹿せんべい依存症」
だとしてもここまでガリガリに痩せるまで
食事をしないことはないですよね。
ちなみにこの「狂鹿病(CWD)」は人間への
感染は確認されていませんが実験ではサルへの
感染が認められている為、今後人間に感染する
可能性があるかもしれないとのことです。
その為、もし激やせした鹿がいましたら
不用意に近づかない方がいいかもしれません。
鹿せんべいを作る理由は?
次に
鹿せんべいを作る理由について
ご紹介させて頂きます。
個人的に今回の記事を読んでそもそもなんで
鹿せんべいを作っているんだろうという疑問が
湧いてきました。
僕と同じ様な方のためにお調べしたところ
鹿せんべいを作る理由はシンプルな理由でした。
そのシンプルな理由は
1つ目『鹿を保護するため』
2つ目『ゴミを出さないため』
この2つでした。
1つ目『鹿を保護するため』
鹿は人間の食べ物が大好物のため
鹿せんべいができる前は観光客などが自分の
パンやお菓子を与えてしまっていました。
しかし、鹿に化学調味料や添加物が入った
パンやお菓子は害でしかありません。
与えすぎると体に異常を起こし死んでしまう
可能性もあります。
2つ目『ゴミを出さないため』
こちらの理由も先ほどの理由に付随していますが
鹿せんべいができる前は観光客などが自分の
パンやお菓子を与えた後、ビニール袋が手元に
残ると思います。
そのゴミを持ち帰る人は少なく
大半の人はポイ捨てをしていると思います。
ポイ捨てされたゴミがあることによって
そのゴミを鹿が食べてしまいます。
鹿からすると美味しいものが出てきたビニール袋も
美味しいと思っているので食べてしまうことは十分に
考えられます。
この様なことが起こらない様に奈良公園行商組合が
鹿に与えても大丈夫な鹿せんべいを作ったという
ことですね。
現在、観光が減ったことで公園を離れ、
野生に近い健康的な生活を取り戻すシカもいる
そうなのでこのまま鹿せんべいを与えない方が
いいかもしれませんね。
ありがとうございました。

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